「好き」を大切にする体と心の整え方

ステップ1|「体」「心」のリハビリ

「ASDなそら」管理人のそらです。

ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事・生活に役立つ情報を発信しています(^^)

日々の生活の中で、疲れやストレスを感じることは誰にでもあります。
特にASDや精神疾患のある方にとっては、
体・心の疲れが日常生活に大きく影響することがあります。

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

昔は「体も心もつらい」
「けど、どうしていいかわからない」
そんな日々を過ごしていました。

しかし、自分が楽しいと思える時間を
「意識的に」「少しずつ」作ることで、
体も心も元気になっていくことを実感しています。

この記事では、以下について詳しく解説します
  • 「体と心のリハビリ」とは何か
  • 好きなことの重要性
  • 好きなことの見つけ方
  • 日常で実践するための工夫

「体と心のリハビリ」とは

「体」のリハビリ

体のリハビリとは、体の調子を整えるための簡単な運動や活動のことです。
無理のない範囲で体を動かすことがポイントです。

たとえば…
  • 軽いストレッチ
    • 椅子に座ったまま腕を伸ばすだけ
    • 血流が良くなる
  • 散歩
    • 外に出て新鮮な空気を吸うだけ
    • 体と心のリフレッシュになる
  • 深呼吸
    • 呼吸を意識的に行う
    • リラックス効果が期待できる
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私の場合、
「朝散歩」で調子を整えていきました。

詳しくはこちらからご覧ください⬇️
朝散歩でストレス軽減!障がい者向け実践ガイド

「心」のリハビリ

心のリハビリとは、気持ちを整え、リラックスする時間を持つことです。
体のリハビリと同じく、無理なく取り入れることが大切です。

たとえば…
  • 気分日記
    • 感じたことを書き出すだけ
    • 気持ちが整理される
  • 音楽、動画鑑賞
    • 好きな音楽・映像に触れる
    • 気分が和らぐ
  • 簡単な瞑想、呼吸法
    • 心を落ち着ける時間を意識的に作る
    • ストレスが軽くなる
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私は高校生の時から、文章を書くのが好きでした。
それを応用して「3行日記」を書くようになりました。

詳しくはこちらからご覧ください⬇️
3行日記の書き方と効果〜ASD当事者が実感した自己理解とメンタル安定


「好きなこと」の重要性

好きなことは「リハビリになる」

好きなことをする時間は、体と心の両方に効果があります。

  • 体への効果
    • 運動系の趣味;体力の回復、疲労軽減につながる
  • 心への効果
    • 没頭することでストレスを忘れられ、気分が明るくなる
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

たとえば…

  • スマートフォンのゲームをする
  • ブログ記事を執筆する

この間は体を動かさなくても、満たされる感覚があります。

発達障がいをお持ちの方は「過集中」を伴い、
「好きな事をする」→「疲れ切ってしまう」事が多いです。
(私もその一人です…)

好きなことが見つかると「習慣化しやすい」

好きなことがあると、リハビリが「義務」ではなく「楽しみ」になります。
毎日の生活に自然に組み込めるため、長く続けられます。

  • 「やらなければ」と思わず「やりたい」直感を優先する
  • 小さな時間でもいいので、続けることで習慣化しやすくなる
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

「義務感では動かない」ことがポイントです。
「〇〇しなきゃ…」で焦りから、負のループに陥ってしまいます。


好きなことの「見つけ方」

「小さな体験」から探す

好きなことを見つける第一歩は、小さく試すことです。

たとえば…
  • 「1日10分だけ」試す
    • 本を読む
    • 散歩する
    • 絵を描く
    • 音楽を聴く
  • 完璧にできなくて、全然OK
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私も最近、新しいゲームアプリをインストールし、
ちょっと遊んでみました。

「これ、興味あるな」から始める
➡️「少しだけ」体験してみる
 ➡️「没頭したら」それをもっとやってみる
 ➡️「飽きたら」別のことをする

これを繰り返せば、
自然とあなたにあったものが見えてきます。

「やってみたい」を「メモする」

頭の中で考えるだけでなく、思いついたことを紙やスマホに書き出すことで、
自分の傾向や好みを客観的に確認できます。

たとえば…
  • 文章を書きたい
  • 写真を撮りたい
  • 音楽を聴きたい
  • 身体を動かしたい
  • ゲームがしたい
    • 具体的な名前まで残しておくと◎

「結果より過程」を重視する

「うまくできるかどうか」よりも、「やっていて楽しいか」を基準に選びましょう。

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

これはとても大切です。
「私には合わない事が分かった」ことが重要なのです。

もし働き始めた時、
「成果」のみならず
「そこまでにやってきたこと」を見られるようになると、
失敗した際、原因を突き止めるのに役立つからです。

「過去の記憶」からヒントを得る

子どもの頃に夢中になったことは、大人になっても楽しめる可能性が高いです。

たとえば…
  • 小さい頃;絵本を読むのが好きだった
    • 大人になってから;文章を書くことに繋がる
  • ブロック遊びが好きだった
    • 模型作り、手作業の趣味に発展する
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

これらの発見方法としては、
以下の2つが最も効果的です⬇️

  • 両親に聞く
  • アルバムを見る

難しい場合、あなた自身の過去を振り返って、
「最も印象に残っている出来事」から
見つけていくのが良いでしょう。


日常に取り入れる「工夫」

「短い時間」から始める

1日5〜10分でも構いません。大切なのは続けることです。

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

最初は短くてOKです。
長いと飽きが早く来てしまいます。

「短い時間を積み重ねていく」と
「習慣」になり、
自然と好きな事に使う時間が増えていきます。

「スケジュール」に組み込む

たとえば…
  • 「○曜日は△△をする」と決める
  • 曜日/時間を決めると、習慣化しやすくなる
  • 「Googleカレンダー」など、アプリを活用する
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私の場合、
「週末・起きた直後に読書する」です。

「空腹になるまで」と決めておくことで、
過集中を防止しています。

私も利用している「Googleカレンダー」については、
こちらからご覧ください⬇️
ASDでも使いやすいGoogleカレンダー活用術

気分の変化を「記録する」

  • 「どんな行動で」「気分が楽になったか」を書き留める
  • 自分に合ったリハビリ方法がわかる
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

ここでも「私には合わない事が分かった」ことが大切です。
私が試したことを、以下に挙げておきます⬇️

  • 自宅でゆったり過ごす
    • 家族がいると❌️
      • 家族と一緒にいたくないから
    • 誰もいないと⭕️
      • さみしさを感じる
  • 自宅でブログ記事を書く
    • 集中できないから❌️
      • 誘惑が多くある
      • 環境音が集中力を削ってしまう
    • 外出すると⭕️
      • 図書館
      • カフェ など

ASD当事者としての「体験談」

私自身、日常の刺激に敏感なため、体と心の疲れがたまりやすい傾向があります。

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

公私とも、よく疲れがたまります。
寝てしまえばなんてことないのですが…


最初は「何をしたら楽になるかわからない」状態でした。
しかし、次のことを意識することで改善しました。

  1. 小さな体験を積む
  2. 過程を楽しむ
    • 完璧にできなくてもOK
    • 60点くらいを目指すつもりでする(難しいけど)
  3. 記録をつける
    • 気分、体調をメモする
    • 「合う」「合わない」が少しずつ見えてくる
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

これを何度も繰り返すうちに、
「私にとっての答え」が見つけられるようになりました。

おかげでストレスを感じても、受け流せるようになったり
回復が以前より早くなりました。

また「好きな事が複数ある」状態だと、
逃げ道が多くあることになります。

「今日はA」「明日はB」と使い分けることができます。


よくある悩み・対策

「何をしても楽しくない…」

  • 小さな成功体験を積む
    • 「1日5分だけする」ことを続ける
  • 「やらなくてはいけない」から
    「やってみたい」に意識を切り替える
    • 義務になっているものは「手放す勇気」が必要
  • 興味があることを片っ端から試す
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

もしすべてやっても「楽しくない」なら、
「寝る」ことを「強くおすすめ」します。

詳しくはこちらからご覧ください⬇️
何もしないでいい「寝る」が最強の回復法

「続けられない」「続かない」

  • 「無理に」長時間やろうとしない
    • 飽きたり、疲れたら休憩する
  • 習慣化する前に「やめないこと」を目標にする
    • 特に「これは好きだ」と分かった時
  • スケジュールに組み込む
    • 「1日5分」「2〜3週間」と設定してしまう
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

「合わないから続かない」のか、
「集中したいけど続かない」のかは、
しっかり見極めましょう。

後者の場合、物事をする「環境」次第で
「合う・合わない」が変わることもあります。

「興味が変わりやすくて…」

  • 興味の移り変わりは自然なこと
  • その時の自分の気分に合うことを優先する
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

そんな私も、興味・関心事はコロコロ変わります。
誰にでも起こりうることです。


おわりに;「少しずつ」体と心を取り戻そう

体と心のリハビリは、好きなことを取り入れることで「ぐっと」楽になります。

  1. 「無理せず」「少しずつ」取り入れる
  2. 好きなことを「小さく試して」見つける
  3. 過程を楽しむ

好きなことを通して、体も心も少しずつ元気になれるよう、
日々の習慣に取り入れてみましょう。


そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

質問などあれば、お気軽にコメントしてくださいね。

Xでもお待ちしております(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました