
「ASDなそら」管理人のそらです。
ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事・生活に役立つ情報を発信しています(^^)
人に助けられたことで
最も記憶にあることはなんですか?
- 落とし物を拾ってあげた
- 道案内をしてあげた
- 信頼している人から「ありがとう」と言われた
人を助けることは自分も、
助けてあげた人も嬉しくなります。
それは、あなた自身が助けられたときも
例外ではありません。
今回は就労移行支援を受けていた時のエピソードを紹介しつつ、
感じたことを綴っていきます。
経験談;今日まさに感じたこと
自分は以前、就労移行支援の事業所で作業をしていました。
事業所では「複数人で作業することがある」のですが、
まさにそのおかげで助かった瞬間がありましたので、
共有させていただきます。
それは「人は人に支えられている」という
当たり前ではありますが、ふとしたことで忘れてしまっていることです。
起きたことを簡単に
どういう作業なのかを簡単に紹介します。
作業は2人でするものです。
以下の流れで行いました。
- 1人目(以後1工程)は製品Aが入った箱からAを取り出す
- 「1工程」は決められた数を数える
- 2.を治具に置く
- 数えたものをトレーに移す
- トレーを2人目(以後2工程)にわたす
- 「2工程」が束ねる
- 束ねたものを「1工程」が箱詰めをする
- 箱が製品で一杯になったら、箱をテープで閉じる
- 翌日、納品する(職員さんが行う)
自分は2工程の担当でした。
しかし、1工程の方の作業スピードが遅いのです。
この作業は1工程のスピードに依存しているので
そこが遅いと時間内に間に合わず、
翌日納品できない事態になるのです。
それはなんとしても避けなければなりません。
助太刀は突然やってくる
そこで職員さんからこのような伝言が来ました。
「他の方を1工程の人のサポートに回します」
工程順だと「2・3」を他の方がしてくださる、というのです。
- 1人目(以後1工程)は製品Aが入った箱からAを取り出す
- 決められた数を数える
- 2.を治具に置く
- 数えたものをトレーに移す
- トレーを2人目(以後2工程)にわたす
- 「2工程」が束ねる
- 束ねたものを「1工程」が箱詰めをする
- 箱が製品で一杯になったら、箱をテープで閉じる
- 翌日、納品する(職員さんが行う)
その後すぐにサポートの方が来てくださり、
ペースが一気に上がりました。
そのおかげもあって、
無事に作業を終わらせることができました。
「本当にありがとうございます!」
自分からサポートしてくれた方へ
感謝の言葉を添えつつ終了。
- 職員さんが気づくことがなければ、終わらなかっただろう…
- 他の方がサポートに回らなければ、間違いなく時間を超えて作業していた
そう考えつつ、こう感じました。

(管理人)
やっぱり、自分は他人を支えているし、
自分も他人から支えられているんだな…
生きているうえで当たり前の事実ながら、
それから目をそらしているのではないか、という考えもありつつ。
感謝を忘れてはならないな、と改めて感じさせる1日でした。
ほんの少しの反省
記事を執筆しながらふと、こう思いつきました。

(管理人)
『終わりそうにないです。どうしましょう?』
そうやって、自分から職員さんに
言えば良かったのでは?
実は作業中に
『今のペースでこの量か…終わるかなぁ…』
そう考えていたのです。
職員さんに、素直にそう進言していればより早く終えられたかもしれない…
この事から、これが自分の今の課題です。
思ったことは正直に、具体的に言葉にして伝えよう
これが少しずつできるように、
また明日から作業をしていこうと思っている次第です.
「天は自ら助くるものを助く」
いかがでしたか?
「自分は他人を支えているし、自分も他人から支えられているんだな」
「感謝を忘れてはならない」
今振り返ると人間として生きているうえで、
当たり前のことをちゃんとできるまで
やり遂げることの難しさを感じた1日でした。
思ったことは正直に、具体的に言葉にして伝えることは
少しずつ改善しつつありますが、今でも課題の1つです。
今回の記事を参考にして、あなたも日々、
感謝することを忘れないでいただきたいです。
感謝をする人は、周りの人から大切に・丁重に扱われていきますよ。

(管理人)
質問などあれば、お気軽にコメントしてくださいね。
Xでもお待ちしております(^^)


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