仕事の疲れを見える化する習慣づくり

「作業訓練」を積む

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「ASDなそら」管理人のそらです。

ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事・生活に役立つ情報を発信しています(^^)

働くうえで「うまくいかない日」「疲れが取れない週」が続くと、

自分を責めてしまう人は少なくありません。

しかし、体調・集中力、

気分の波には必ず「理由」「傾向」があります。

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そら
(管理人)

問題は「それを感覚だけで判断しようとする」ことにあります

「記録」「可視化」は、そうした曖昧な感覚を「見える形」にする方法です。

毎日の体調・仕事の進み具合、

気持ちの変化を数値/言葉で残していくことで、

「自分の状態を客観的に理解する」ことができるようになります。

たとえば…

例;医療現場で体温/血圧を毎日測定する

⬇️

心・行動の変化も「観察して把握する」ことが大切です

その第一歩が「記録と可視化」です。

この記事では、これらを解説しています⬇️
  • 記録をする「理由」
  • 続けるための「工夫」「注意点」
  • 「感覚をデータに」変える
  • 「どこで」「どうやって」応用するか
  • 科学的な背景
  • 続けていくと、どんな変化があるか

記録をつける「意味」

「主観に頼らない」自己理解

人間の記憶/感覚は、とても曖昧です。

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昨日とおとといの疲れ具合を比べようとしても、

「はっきり」とは思い出せないですよね…

そこで、毎日の出来事を簡単に書き残しておくと、

過去との比較がしやすくなり、

自分でも気づかなかった傾向が見えてきます。

これは「感覚を正確にする」ための練習でもあります。

たとえば…

「今週は午前中の集中力が高い」

「月曜はいつも気分が落ちる」

・・・

感覚・思考は変化していくものですが

「記録はその足跡」として残るため、

後から冷静に振り返る材料になります。

変化を「早く察知できる」

疲れ・ストレスは、ある日突然に限界を迎えるわけではありません。

実際は、数日〜数週間かけて少しずつ積み重なっていくものです。

毎日の疲労度/気分の変化を記録しておけば、

「異変の前触れ」に早く気づけます。

たとえば…

「この2週間、いつもよりイライラしている」

「睡眠時間が短い」

・・・

早めに気づくことができれば、

深刻な状態になる前に休息をとったり、

支援を求めたりする判断がしやすくなります。

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「なんか体が動かない…」
「なにかしたっけ…」

以前は、こんなことが多かったです…


記録を「続けるためのコツ」

「続けやすい形」を選ぶ

記録の目的は「継続」です。

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どんなに細かいルールを作っても、

「毎日続けられなければ」意味がなくなってしまいます…

続けるためのコツは「面倒にならない仕組みをつくる」ことです。

たとえば次のような方法があります。

たとえば…
  • スマートフォンのメモを使う
    • 「気分/疲労度/集中力」を3行で書く

  • 体調を10段階で数値化する
    • 例;朝、昼、夜で記録する

  • 表を作成し、チェックをつけるだけ
    • 作る手間はあるが、あとは楽ちん

  • カレンダーアプリを使う
    • 絵文字(😊😐😞)で気分を記す など

大切なのは、完璧を目指さないことです。

抜ける日があっても問題ありません。

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そら
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「続けなきゃ…」と思いすぎると、

かえって負担になります。


私も、義務感に追われていたら

書きたくなくなり、一時期やめていました。

書く「項目を限定」する

最初から多くの項目を記録しようとすると続きません。

最初は「これだけは毎日つけておきたい」1〜3項目に絞るのがおすすめです。

たとえば…
  • 睡眠時間
    • 何時ごろ「就寝したか」「起床したか」
    • 「〇時前」「〇時半」など、大体でOK
  • 疲労度
    • 数字(1〜10)で表す
  • 今日の気分
    • ひとことで

慣れて「物足りない」を感じてきたら、

作業時間/休憩の取り方などを加えてもいいでしょう。

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最初から完璧を目指さず、

「自分の生活に溶け込む形」を探すことが大切です。


可視化の力;「感覚」を「データに」変える

「グラフ」「色」で見える化する

記録を数日続けたら、次はそれを「見える形」にします。

たとえば…

グラフにする

色で分ける

平均(中央値)を出す


  • 折れ線グラフにする
    • 具体的な関係が見えてくる
      • 気分の波が週末に下がりやすい…
      • 睡眠時間・集中力に関係がある など

  • カレンダーを使う
    • ひと目でコンディションの傾向がわかる
    • 「調子がよかった日=青」「疲れた日=赤」など

数値/傾向をもとに「改善する」

可視化の目的は「変化に気づくこと」です。

数字が悪い日を責めて「今日はダメだった…」とするのではなく、

「『どうすれば』この状態を良くできるか?」を考える材料にします。

たとえば…
  • 睡眠が6時間以下の日 ⇒ 集中力が下がる
  • 会議の多い日 ⇒ 疲労度が高い
  • 天気が悪い ⇒ 気分が落ち込みやすい

こうした関係に気づけるだけでも、

生活/仕事のリズムを整えるヒントになります。

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「データから学ぶ」という考え方が、

「ネガティブ思考」から「ポジティブ思考」へ

切り替えることにつながります。


私も、就労移行支援を利用していた際、

「体調」「疲労度」「作業の達成度」など、

多くの記録から「私に合った」行動パターンが

見えました。


「職場」「支援の場」での応用

支援者との「共有」

就労移行支援/カウンセリングなどで、

自分の体調/作業状況を共有するときにも、記録は役立ちます。

「先週は午前中の疲労度が高かった」

「〇〇のあと、集中力が下がる」

・・・

具体的なデータをもとに話せると、支援側もより的確に対応できます。

口頭で説明しにくいことも、数字/メモがあると伝えやすくなります。

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そら
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記録は、自分の感じていることを

「相手と共有できる言葉」に変える道具です。

しっかり使っていきましょう(^^)

職場での「セルフマネジメント」

職場でも、簡単な記録をとることで仕事の効率を上げられます。

たとえば…

1日の作業内容/集中度をメモしておく

➡️ 自分が「どの時間帯に」「一番パフォーマンスが高いか」が分かる

➡️ 「午前は集中作業」「午後は会議/雑務」といった
スケジュールの工夫ができるようになる

また、記録を積み重ねることで、

自分なりの「仕事のパターン」を見つけることができます。

このパターンを理解することが、

ストレスの少ない働き方を選べる第一歩になります。


「科学的な背景・理屈」をわかりやすく

記録・可視化が有効である理由はいくつかあります。

  • 人間の脳は「曖昧な記憶」よりも「視覚情報」に強く反応する
    • グラフ/色で見せると◎
    • 「自分の状態」をより現実的に理解できる

  • 「見える化」すると「行動が変わる」
    • 自分の傾向がはっきり見えると、人は自然と修正行動を取ろうとする
      • 心理学では「フィードバック効果」と呼ばれる

  • 「自己観察」が「自己調整」を促す
    • 記録することで「自分の行動を客観的に見つめる」時間が生まれる
      • 「メタ認知」と呼ばれ、問題解決/感情の安定に役立つ

つまり、記録/可視化は単なるメモではなく、

「自分を整えるための仕組み」として機能するのです。


「続けるための」工夫・注意点

「完璧を求めない」

一番多い挫折の理由は「できなかった自分を責めること」です。

記録は、続かない日があっても問題ありません。

むしろ「今日は書けなかった」と気づくこと自体が、自己理解の一部です。

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そら
(管理人)

「そういう日もあるよね」
「今回ばかりはしょうがない」

このような一言を残しておくだけで、OKです。

無理に書こうとしたり、思うと、

ダウンする原因になり得ます。

「見返すタイミング」を決めておく

毎日記録を見返すと疲れる人もいます。

そういう場合は、週に1回だけ振り返るくらいがちょうど良いでしょう。

全体の流れを確認するだけでも十分です。

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そら
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私の場合・・・

「主治医と話す前に確認」しています。
1〜2ヶ月に1回のペースです。

「情報の扱い」に注意する

記録にはプライベートな内容が含まれることがあります。

人に見せたくない内容は「ロックをかけたり」、

「非公開フォルダに保存したりする」工夫をしましょう。

「安心して書ける環境」を整えることも、続けるうえで大切です。

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

「人前では書かない」を徹底すれば、

問題ないと思います。

データに「縛られすぎない」

数値が悪い日が続くと落ち込む人もいます。

可視化の目的は「自分を責めること」ではなく「自分を理解すること」です。

データは自分をコントロールするための「手がかり」にすぎません。

数字では測れない日も、ちゃんと意味があります。

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そら
(管理人)

「記録を取っているのは、あくまで自分のため」で、

この目的を見失ってはいけません


記録と可視化が「もたらす変化」

記録を続けると、次第に「自分の状態を言葉で説明できるようになる」ことに気づきます。

これが、自己理解が深まった証拠です。

最初;「なんとなく調子が悪い…」

➡️ 「〇曜日;刺激が多くて疲れる」

言葉にできることで、支援者/上司に相談しやすくなり、

結果としてアドバイスも受けやすくなります。


また「自分の限界ライン」が見えてくると、

無理をする前に調整ができるようになります。

この「限界を見える化する力」は、

心身のバランスを保つうえでとても重要です。

記録は、感情を押し殺すことでも、完璧を目指すことでもなく、

「自分を扱いやすくするための小さな技術」です。


おわりに;「自分の」「取扱説明書をつくる」

「記録と可視化を続ける」ことは、

自分自身の「取扱説明書」をつくるようなものです。

どういう条件で集中でき、どんな状況で疲れやすいのか

これらを知っておくことは、

働く上での最大の自分の防衛策になります

完璧に書かなくても構いません。

気づいたときに少しずつ書き足していくことで、

確実に自分の理解が深まっていきます。

やがて、「どんなときに休むべきか」「どんな仕事が合うのか」が見えてきます。

記録と可視化は、自己管理のためだけではなく、

「より生きやすく働くための、最も現実的でやさしい方法」です。


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そら
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