考えすぎて疲れる…ASDの脳と上手に付き合う方法

発達障害

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「ASDなそら」管理人のそらです。

ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事・生活に役立つ情報を発信しています(^^)

「無意識に考えすぎてしまう」こんな悩みにぶつかったことはありませんか?

  • 気がついたら、同じことを何度も頭の中で考えている
  • 考えているうちに10分、30分があっという間に過ぎる
  • 夜ベッドに入っても、思考が止まらず眠れない
  • ふと気づくと、食事の時間を忘れている
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私自身、まさに悩んでいました。

こうした影響が日常生活に及ぶこともありました。

どうしてこんなに考えすぎてしまうんだろう?

この疑問に向き合い、自分の思考のクセを理解することで

「このままの自分でいいんだ」と思えるようになりました。

この記事では、以下について解説します
  • 「ASDの特性としての」深く考えすぎる思考
    • なぜ考えすぎてしまうのか?
    • 管理人の体験談
  • 「考えすぎを強みにする」ためにできること

ASDの特性としての「深く考える」思考

そら<br>(管理人)
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(管理人)

私はASDとともに生きています。

その中で特に強く現れる特性のひとつが

「1つの物事を深く考え込む」というものです。

「考えること自体は悪くないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、この特性が日常生活仕事に支障をきたすこともあるのです。

なぜ「考えすぎてしまう」のか?

ASDの方は論理的思考が得意で、

物事の仕組みを理解しようとする傾向が強いと言われています。

そのため「ルールや決まりごとの背景を知りたい」

「何かをやる理由を納得したい」という気持ちが人一倍強くなるのです。

たとえば・・・
  • ルール/仕組みの背景を、深く知りたくなる

  • 答えが出るまで、考え続けてしまう

  • 曖昧な状況に、不安を感じる

  • 納得できないと、次の行動に移れない

これらの思考パターンがあるため、

「一度考え始めると、止まらない/止められない」ことがよくあります。

管理人の実体験;「考える人」になってしまった出来事

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私が就労移行支援で、作業訓練をしていたときのことです。

ある企業へ納品する商品の作業が終わり、私は不要だと思った箱を処分しました。

ところが、本当は次の作業で使う箱だったのです。

他の利用者さんが「その箱、取っておくルールだったよね?」と教えてくれました。

作業場では、箱に「中に入っている商品の数」や

「次の作業で箱を使うかどうか」 を示す札をつけて

管理するルールになっていました。

「箱は必要!」と書かれた札 

➡️ その箱は次の作業で再利用する


「箱は不要!」と書かれた札

➡️ 処分してOK

しかし私は、作業の開始時につけられた札しか見ておらず、

その後の変更に気づかずに処分してしまったのです。

このとき、私の頭の中にはある疑問が浮かびました。

  • なぜ札をつけるルールがあるのか?

  • どのタイミングで、札の情報が変わるのか?

  • どうすれば札の情報を間違えずに、確認できるのか?

私はこの疑問が頭から離れなくなり、

作業が終わっても、家に帰ってからもずっと考え込んでしまったのです。

「知りたい」「納得したい」

その気持ちが強すぎて、他のことが手につかなくなりました。

ただ、作業自体が完了していたことは不幸中の幸いでした。


「考えすぎを強みにする」ためにできること

「考えすぎてしまう」という特性はネガティブに捉えがちですが、

見方を変えれば大きな強みにもなります。

たとえば・・・
  • 物事を論理的に分析できる

  • リスク管理が得意

  • 細かいミスに気づきやすい

しかしこれが行き過ぎると、

頭の中が思考でいっぱいになり、行動に移せなくなることもあります。

そこで、次のような対策を意識してみましょう。

  • 考える時間を「意識的に区切る」

  • 「5W1H」で整理する

  • 「今できること」に集中する

順番に紹介します。

考える時間を「意識的に区切る」

考えすぎてしまうときは「制限時間を設ける」ことが有効です。

たとえば・・・
  • 「考えるのは10分だけ」と決めてしまう
    • 紙などに書き出していくと、より良い

  • タイマーをかけて、その時間が来たら切り替える
    • スマートフォンなどを使う

こうすることで、延々と考え続けることを防げます。

「5W1H」で整理する

ASDの人は「何がわからないのか」を整理するのが苦手なことがあります。

そこで5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやって)を使ってみましょう。

例:仕事でミスをしてしまった場合
  • 「いつ(どのタイミングで)」間違えた?
    • “When”

  • 「どこで」間違えた?
    • ”Where”

  • 「誰が」間違えた?
    • ”Who”

  • 「何を」間違えた?
    • ”What”

  • 「なぜ(どうして)」間違えた?
    • ”Why”

  • 「どうすれば」間違えなくなる?
    • ”How”

このように整理すると、考えがまとまりやすくなります。

そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

下記を意識すると、より整理できます(*^^*)

  • できるだけ詳しく書き出す
  • 他人と協力する

「今できること」に集中する

「考えすぎる」ときは過去の出来事・未来の不安にとらわれがちです。

そんなときは「今できることに意識を向ける」ことが大切です。

また「考えたことを行動につなげる」ことで、

未来の不安を減らすことが出来ます。

たとえば・・・
  • 仕事でミスをした
    • 次からミスしないために、できることを一人で考える
    • 他人と協力することで、より解決に近づく

  • ルールが気になる
    • 今の仕事に支障が出ない範囲で調べる
    • 上司に聞くと、より早く解決できる

おわりに:「考えすぎる自分」を受け入れ、強みに変えよう

ASDの「考えすぎる」という特性は、

一見デメリットのように思えるかもしれません。

しかし、見方を変えれば大きな武器になります。

「考えすぎる」自分を責めずに、

適切な方法で活かすことを意識してみてください。

あなたの「考える力」は、きっとどこかで大きな価値を生むはずです。


そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

読んでいただきありがとうございます。

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