ASDの特性と強みを活かす働き方

はたらく

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「ASDなそら」管理人のそらです。

ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事・生活に役立つ情報を発信しています(^^)

あなたは、自分の強みをきちんと把握できていますか?

人間はできないこと・苦手なことに目が向きがちですが、

本当に大切なのは「できることに気づき」「それを活かす」ことです。

ASDの特性は、働きづらい原因になりますが、同時に独自の強みにもなります。

自分の特性・長所を理解し、それを活かす働き方を見つけることが、

充実した人生への鍵となります。

今回はその具体的方法を紹介していきます。

コツコツ実践していけば、必ず道は開けますよ。


自分の特性・長所を知る

ASDの特性は一人ひとり異なりますが、傾向として共通する特徴があります。

それを「困難」と捉えるのではなく、

「使い方次第で強みにもなる資質として理解していく」ことが大切です。

高齢者が、スマホの使い方を習うようにする

まずは、自分自身がどんな特性を持っているのか、

どんな場面で能力を発揮しやすいのかに気づくことから始めましょう。

ASDに共通する特性・傾向

  • 「疲労が溜まりやすい」
    • ➡️ 一つの課題に「深く集中できる」

  • 「興味のないこと」には集中できない
    • ➡️ 「細かい部分」に気づきやすい

  • 「予測不能な変化」が苦手
    • ➡️ 「安定した環境」を好む

これらの特性は、裏を返せば職場での武器になります。

たとえば…
  • 集中力
    • 他の人が嫌がる細かい作業を、ミスなくやり切る力

  • 変化が苦手
    • 一貫性、正確性がある
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そら
(管理人)

逆にデメリットの部分は配慮をしてもらうと、

環境改善につながります。

  • 疲労が溜まりやすい
  • 臨機応変な対応は苦手 など

自分の特性・長所を把握する方法

特性だけでなく、自分の強みを把握することも非常に重要です。

特性は自分の取扱説明書のようなものであり、

長所はそれを活かすエンジンのようなものです。

たとえば・・・
  • 自己分析ツールを使う
    • 自分の資質、価値観を明確にする

  • 過去の成功体験を振り返る
    • 「何が良かったか」
    • 「どんな工夫をしたか」
    • 「誰に褒められたか」 など

  • 自分の得意なこと、自然にできることに注目する
    • 「メモを取るのが早い」
    • 「道順を覚えるのが得意」 など

  • 「周囲の人に」自分の良いところ・強みを聞いてみる
    • 自分では気づけない、意外な長所を見つけられる

  • 小さな挑戦を繰り返す
    • 自分がどんな場面で「力を発揮しやすいか」を観察する
    • 周囲の人に見てもらうと、さらによい
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

障がい者にとって自分のやりやすさ・心地よさは、

働く上で非常に大切な指針になります。

加えて特性・長所を認識することで、

職場・働き方の選択がより具体的&前向きなものになります。

管理人が使用した「自己分析ツール」

適切な職場環境を作る

自分の特性が分かってきたら、次はそれを活かす環境を整えることが必要です。

環境に働き方を合わせるのではなく、

「自分に合った環境を選び取る」「作っていく」という視点を持つことがポイントです。

快適な作業空間の作り方

ASDの方にとって、物理的な環境の影響は非常に大きいです。

感覚過敏がある場合、音・光・視覚刺激などで集中が妨げられることもあります。

たとえば・・・
  • 騒音、視覚刺激が少ない場所を選ぶ

  • パーテーション、仕切りを設置する
    • 人の気配が気にならないようにする

  • イヤーマフ、耳栓で調整する
    • エアコンやコピー機など、機械音が気になる場合
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

私自身も、以下の対策をしています。

  • 座席を外向きにする
    • 他人が視界に入らないようにする
  • ヘッドホンを着用する
    • 機械音がうるさく、集中できない
    • 過集中になってしまい、するのを辞めた

いずれにせよ第一に、上司への相談です。

明確な指示と伝え方

曖昧な表現、非言語のニュアンスだけに頼る指示は、特にASD当事者は誤解を生みやすいです。

そのため「明確で視覚的に伝える工夫」が大切です。

たとえば・・・
  • 具体的な名称で伝えてもらうようにする
    • 「これ」「あれ」「それ」「どれ」を避ける

  • 方向を指差したり、図で補ってもらう

  • マニュアル、手順書を、文字・図付きで準備してもらう
    • 自分で作ると、さらによい
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そら
(管理人)

すべて実践して、特に「具体的名称を使う」が大切と分かりました。

「こそあど言葉」は呪文にしか聞こえません…

スケジュールを工夫する

ASDの方には予定変更・急な指示で混乱しやすいことがあります。

その対策として、予測可能なスケジュール・柔軟な対応策が重要になります。

たとえば・・・
  • 先の見通しを「見える化」しておく
    • Googleカレンダー、紙の予定表に書く

  • 予定の変更があるときは、事前に伝えてもらうよう依頼する

  • 一度覚えた業務や手順は極力変えない
    • 慣れた流れで働けるようにする
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そら
(管理人)

「スケジュールの見える化」は極めて重要です。

Googleカレンダーの使い方については、こちらから

柔軟な勤務制度を知る

現代は多様な働き方が選べる時代です。

あなたのライフスタイルや特性に合った働き方を選ぶことが、

安定かつ継続的な就労に直結します。

「働く」の選び方
  • テレワーク
    • 自宅から安心して業務に取り組む

  • 短時間から始めて、徐々に慣れていく
    • 週2〜3日、半日
    • ➡️ 週4〜5日、半日 など

  • 勤務時間/業務内容を調整していく
    • 月に1回、定期的に上司との面談の機会があるとよい

  • 外部の「ジョブコーチ」をサポートに入れる
    • 安心して働ける環境を作りやすくなる
      • 会社にいる場合もあります
そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

勤務時間・業務内容の調整は、

あなたの可能性の拡大のために、避けては通れません。

「ジョブコーチ」を利用すると、上司の意見に加えて、

第三者からのフィードバックをもらうことが可能なため、

非常におすすめです。

「ジョブコーチ」について、こちらから


効果的なタスク管理

ASDの特性を持つ方の中には、

いくつもの作業を並行するマルチタスクが苦手だったり、

突然の優先順位変更に戸惑いやすかったりします。

そこで、タスクそのものを「見える化」して「順番に処理する」方法が非常に有効です。

タスク管理の具体例

  • タスクを一覧にする
    • Google ToDoリスト、紙のメモなどを利用する

  • その日の優先度が高いものを3つに絞り、1つずつ確実にこなしていく

  • 上司と「今日中にやるべきこと」を確認しておく
    • 出勤直後にすると、一番よい

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そら
(管理人)

やることリストは「プライベートでも有効」です。

  • 定期通院
  • 障害者手帳の更新
  • 自立支援医療の更新 など

特に役所に出向く作業は忘れがちです。

対策として「更新直後に予定に入れてしまう」のが最も有効です。

時間管理の具体例

集中力をコントロールしながら効率よく作業するには、

「時間の枠を区切ること」が効果的です。

  • 作業時間と休憩時間を1セットとし、最初に決めてしまう
    • 30分の作業+1分程度の小休止
    • お昼休みなど、長い休憩時間を有効活用する

  • 時間を視覚的に確認できるようにする
    • スマホのアプリ、タイマー など
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そら
(管理人)

「30分の作業+1分程度の小休止」に慣れてくると

「1時間の作業+2〜3分の小休止」になります。

より作業時間を伸ばすことも可能ですが、

無理しない程度に調整していく必要があります。

タスクを見える化する

  • タスクを色分けして、一覧にする
    • 赤=優先度高い、青=習慣業務 など 
    • 「今日は忙しいかも…」と目で見える

  • 完了したタスクにチェックを入れることで、達成感を得る
    • 「2重線で消してしまう」のもよい

  • 「やったことリスト」を毎日残し、自信につなげる
    • 『これだけのことをやったのか…』と成長を可視化できる

コミュニケーションの工夫

職場での人間関係は、ASD当事者にとって非常に大きなストレス源となることがあります。

特に「暗黙の了解」や「察する文化が強い」場では、混乱が生じやすくなります。

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そら
(管理人)

「暗黙のルール」はASDにとって、最も高いハードルです。

これを乗り越えられると、働きやすさが格段に上がります。

そのため、コミュニケーションをできるだけ明確・可視化する工夫が欠かせません。

表現の工夫を意識しよう

  • 具体的な言葉を選ぶようにする
    • 自分からも「曖昧な言い方」を避ける

  • 指示を受けた際には「〜という意味でよろしいですか?」と復唱して確認する

  • すれ違いが起きたときは、責めない
    • 事実ベースで整理する習慣を持つ
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そら
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大事なのが「自分からも抽象的な言葉回しを避ける」ことです。

たとえば・・・

『これ』は『どこに』直せばよいですか?

➡️ 自分が使ってしまうと、相手も「使っても大丈夫なのかな」と思ってしまうため

修正するなら ➡️ 『ガムテープ』は『備品棚』に直せばよいですか?

物の名前がわからない場合のみ「これ」「あれ」「それ」「どれ」を使えばOK

書き言葉を活用しよう

  • メール、チャットでのやりとりを提案する
    • 対面での会話に不安がある場合は、特に有効

  • まずメモを書いてから発言する
    • 思考、感情が整理できていないときほど役に立つ

  • モバイル端末、メモ&ペンを常備する
    • すぐに記録が取れるようにする
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「メモとペン」はいかなる場合でも、必需品です。

持っておくだけで、対面での会話に対する安心感が違います。

感情的になったときはどうする?

  • 一度その場を離れて深呼吸する

  • 相手に「少し時間をください」と伝えて、距離を取る

  • 気持ちが落ち着いてから、整理した言葉で話す
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支援者視点では、普段と様子が違うときに試してみましょう。

  • 疲労が溜まっていそうなとき
  • パニックになっているとき など

自己成長と長期目標

働き続けるためには、スキルアップや自信の積み重ねも重要です。

しかし、急に大きな目標を設定しても長続きしません。

まずは「今日できたこと」に目を向けることからスタートしましょう。

「日常で感じる」自己成長

  • 朝起きる時間を固定する
    • 寝る時間も固定すると、さらによい
    • 生活リズムを整える

  • 1日1つだけ「やるべきこと」を決めて達成する

  • 小さな成功体験を記録し、自己肯定感を高める
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これら1つ1つは小さな一歩ですが、

「働きたい」気持ちをさらに高めるためには、

もってこいの方法です。

「フィードバックで」成長を感じる

  • 指摘は「自分を否定された」と思わない
    • 「伸びるチャンス」と捉える

  • 改善点を具体的にメモに書き出し、行動に落とし込む
    • 行動の過程も大事

  • 感情的になったら一呼吸おいて、自分の価値を再確認する
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そら
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指摘や叱られたときは「自分ってダメだ…」

そう思いがちです。

「自身で思考を変えることが難しい時期」は

「上司など、第三者が優しく接してあげる」ことが大切です。

少しでもネガティブ要素を少なくしてあげましょう。

「得意をのばして」成長を感じる

  • 「苦手を直す」よりも「得意を伸ばす」が成長につながりやすい

  • 「好きなこと」と「得意なこと」が「重なる分野に集中」する

  • 苦手な業務は他人に依頼したり、ツールに頼って対応する
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そら
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苦手なことに目が行きがちですが、

「得意なことを伸ばすこと」が極めて有効です。

苦手なことは遠慮なく、他人や道具を頼りましょう。

私も、そうしています。
(まだまだ頼ることには慣れませんが…)

「振り返りで」成長を感じる

  • 自分の調子、仕事の出来を振り返る
    • 最初は1週間に1回でよい
    • 毎日するのが理想

  • 「できたことリスト」「改善したいことリスト」を書く
    • 月に1回でOK

  • 環境や業務が合っているかどうか、定期的に見直す
    • 3ヶ月に1回のペースが一番よい
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そら
(管理人)

一度上司と相談して始めたことは、できる限り続けましょう。

そして定期的な面談などで振り返りをして、

あなたの働く環境を整えていきましょう。

だんだん「働くことへの恐怖心」が減ってくることと思います(^^)


おわりに;持ち味を活かして、他人と働こう!

ASDの特性はときに「障害」として働きにくさを生むことがありますが、

適切な工夫と環境調整によって「強み」に変えることが可能です。

  • 完璧を目指さない
    • 自分のペースで進む
  • 他人と比べない
    • 昨日の自分と比べる
  • 長所を活かす
    • 自信と安心感を育てる

あなたにしかない価値があります。

その価値を活かせる職場や働き方は、必ず見つかります。

少しずつ、自分らしい未来を築いていきましょう。

あなたはひとりではありません。


そら<br>(管理人)
そら
(管理人)

読んでいただきありがとうございます。

質問などあれば、お気軽にコメントしてくださいね。

Xでもお待ちしております(^^)

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