こんにちは。
この記事では、就労移行支援を利用した経験の中で、
日々の訓練で直面した課題や失敗、
そしてそれを乗り越えるための学びについてお話しします。
同じように支援を利用されている方や、
これから利用を検討している方にとって、参考になれば嬉しいです。
1. 細かい作業内容の聞き取りミス

Image by AIいらすとや
失敗談
資料整理の仕事で、
「分類ごとに分ける」という指示を「全部一緒に入れる」と勘違いしました。
原因:
- 指示の内容をよく確認せずに、すぐに作業を始めてしまった
- 分からないことがあっても、聞き返すのが怖かった
就労訓練を通じて学んだ工夫:
- メモを取る
- 指示を受けたら、必ずメモを取る
- 簡単な箇条書きでOK
- 慣れてきたら文章化してもよいです
- 作業中に見返せるようにするとよりよくなります
- 質問する
- 「もう一度説明してください」と相手に伝える
- 「具体的にどうすればいいですか?」と聞く
- 最初は緊張しましたが、だんだん慣れました
- 今は抵抗もなく質問ができています
2. 作業そのものを間違える

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失敗談
パソコンでデータを入力する時に、
数字を打ち間違えたり、計算を間違えたりしました。
原因:
- 作業に夢中になりすぎて、確認を忘れた
- 手順を意識していなかった
就労訓練での改善ポイント:
- チェックリストを使う
- 作業の手順を紙に書き出す
または、施設にある手順書を見ながらする(コピーをもらえるとよりよいです) - 「入力→確認→再確認」という流れを決める
- 終わった作業には印をつける(バツマークやマルをつけましょう)
- 作業の手順を紙に書き出す
- 他の人に確認してもらう
- スタッフと一緒にチェックする
- 自分では気づかないミスを見つけてもらえる
3. 過集中を使いこなせない

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失敗談
パソコン作業に集中しすぎて、時間を完全に忘れてしまいました。
原因
- 時間を気にせずに作業していた
- 1日の予定を考えていなかった
- スタッフがすでに予定を立てていたけれど、自分が確認していなかった
就労訓練で学んだ工夫
- 時間を管理する
- タイマーを使う
- 「○時までにここまでやる」と決める
- 終わったらスタッフに忘れず報告する
- 優先順位をつける
- 朝一番に「今日やることリスト」を作る
- 大事な仕事から順番に取り組む
- ホワイトボードや付箋、予定管理アプリを使って見える化する
失敗を通じて得た大切な3つのこと
訓練の中で気づいたのは、
「失敗は改善のための材料」であるということです。
ミスを指摘されるのは辛いこともありますが、
それをもとに「次はどうすればいいか」を考えることで、自信がついてきました。
特に以下の3点を意識すると、訓練をより効果的に進められるようになりました
- ミスを防ぐために「確認・整理」を習慣つける
- 困ったら助けを求める
- 時間の使い方を考える
これから支援を受ける方へ
就労移行支援や就労継続支援の場は、失敗しても大丈夫な「練習の場」です。
むしろ、失敗から学べることがたくさんあります。
- 小さな工夫から始めましょう
- 支援スタッフに相談してください
- 一歩ずつ進めば、必ず成長できます
あなたの経験も、きっと誰かの役に立ちます。
一緒に日々を積み重ねていきましょう!
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