「ASDなそら」管理人のそらです。
ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事や生活に役立つ情報を発信しています!
暇だけど、何かしたい。でも、することがない…
そんな気持ちになったあなたは、
以前より精神的に落ち着いてきている証拠かもしれません。

心が疲れてしまった時期を乗り越え、
少しずつ日々を積み重ねてきた結果、
「そろそろ家にこもるのも嫌になってきたな」 と
感じるようになったのではないでしょうか。

今回は、そんなあなたにおすすめしたい行動を3つご紹介します。
① 散歩をしてみる
まずは、気分転換に散歩をしてみましょう。

でも、だるいし、その時間でゲームしたい…
その気持ち、よくわかります。最初は億劫に感じるものです。
そこで、散歩までのステップを細かく分けてみましょう。
- 玄関で靴を履く
- その場で足踏みする
- 外に出る
- 家の敷地内を歩く
- 家の周辺を歩く
- 近くの公園まで歩く
まずは「靴を履く練習」から始めてみましょう。
散歩を続けることで、良い変化が期待できます。
- 体重が減る
- 気分が明るくなる
- 運動習慣が身につく
② 料理をしてみる
散歩をすると、お腹が空いてきませんか?
そんな時こそ、自分で料理をしてみましょう。

でも、料理なんてしたことないし…
その気持ち、よくわかります。
実家暮らしだと食事は用意されることが多く、
自分で料理をする機会は少ないですよね。
しかし、一人で料理ができるようになると、
- 誰もいない状況でも食事に困らない
- 「家にあるもので何を作ろうか」と頭を使う
- 手順を守る習慣がつく(これは仕事でも役立つ)
そういったメリットがあります。
まずは、簡単なインスタントラーメンを作ってみましょう。
袋の裏に手順が書いてあるので、その通りに作ればOKです。
慣れてきたら卵料理などに挑戦し、
徐々にレパートリーを増やしていきましょう。
③ 掃除をしてみる
散歩や料理をするようになると、
次第に「部屋が汚いな……」と気づくかもしれません。

- 物が多すぎる!
- 床に漫画が山積み…
- ホコリがすごい…
そんな時は、少しずつ掃除を始めましょう。
「全部いっぺんにやろう」と思うと、
逆にやる気がなくなってしまいます。
そこで、1日で掃除する範囲を決めてしまいましょう。
- 今日は机の上だけ片付ける
- 明日はクローゼットの整理をする
また、要らない物を処分する基準がわからない人は、
「3秒見て迷ったら捨てる or 売る」をルールにしてみるのも良いでしょう。
不要な物は【メルカリ】などのフリマアプリを使って
売るのもおすすめです。
インターネットで買取サービスを利用すれば、
手間をかけずに処分できます。

まとめ〜自立するための第一歩
今回ご紹介した「散歩・料理・掃除」
この3つができるようになれば、
一人で最低限の生活が送れるようになります。

生きていくためには、この3つが欠かせません。
- 体を動かして健康を維持する
- 食事を準備して栄養を摂る
- 生活空間を整える
これらができるようになると、
働くことも少しずつ視野に入ってきます。

しかし、就職を考えた時、
一人だけで挑戦するのはなかなか難しいものです。
そんな時は、サポートを活用しましょう。
- 市役所
- ハローワーク
- 就労支援サービス

「誰かのためになりたい」と思った時、
まずは自分自身が健康で、安定した生活を送ることが大切です。
焦らず、少しずつ、できることから始めてみてください。
コメント