
「ASDなそら」管理人のそらです。
ASD(自閉スペクトラム症)当事者の視点で、
仕事・生活に役立つ情報を発信しています(^^)
発達障がい(ASD、ADHDなど)に関する本は数多くありますが、
どれを読めばいいのか迷うこともあるでしょう。
この記事では、ASD当事者の視点から特に役立つ6冊を紹介します。
「すべて実際に読んだ本」の中から厳選し、
発達障がいの理解を深めるものから、生活の工夫や仕事に役立つものまで、
実践的に活用できる内容を中心にまとめました。

(管理人)
私は数多くの「発達障がい」に関する本を読んできました。
今回は「わかりやすい」に重点を置き、紹介します。
最後まで読んでいただけると、幸いです(^^)
発達障害・精神疾患がある子とその家族が もらえるお金・減らせる支出
どんな本?
発達障がいや精神疾患のある子どもを育てる家庭が利用できる支援制度や、
経済的サポートについて解説した本です。
- 障害年金
- 児童手当
- 医療費助成
- 特別児童扶養手当 など
さまざまな支援制度を詳しく紹介し、申請方法や条件も丁寧に説明されています。
ポイント
発達障がいのある人は、就労が難しい場合や
フルタイム勤務が困難なこともあります。そうした場合、
経済的な支援を受けることで生活の負担を減らすことが可能です。
また自立を目指す上で知っておくべき制度も多く、
家族に頼らずに生きていくための知識を得られます。
誤解だらけの発達障害〜岩波明
どんな本?
発達障がいについて世間に広まっている誤解や偏見を正し、
正しい理解を促すことを目的とした本です。
以下のような誤解を科学的な視点から解説しています。
- 「発達障害は生まれつきの障害で改善できない」
- 「発達障害の人は共感できない」
- 「努力すれば治る」
ポイント
発達障がいに関する誤解が、
当事者の生きづらさにつながることが多くあります。
この本を読むことで自分自身の特性を正しく理解し、
周囲に適切に説明できるようになるでしょう。
また発達障がいに対する社会の偏見に傷つくことなく、
自信を持って生きるためのヒントも得られます。
発達障害という才能〜岩波明
どんな本?
発達障がいの特性を「困難」ではなく「才能」として捉え、
強みを活かす視点を提供する本です。
ADHDの人が「創造力」「行動力」を活かして成功した例や、
ASDの人が「分析力」を活かして活躍する例などが紹介されています。
ポイント
「普通に合わせること」に苦労するよりも
「自分の強みを見つけて伸ばすこと」が大切であると教えてくれます。
社会の中で適応するのではなく、
自分の得意な分野を活かして活躍するための考え方を学べる一冊です。
発達障害のある人の「ものの見方・考え方」〜下山晴彦(監修)、黒田美保(監修)、高岡佑壮(著)
どんな本?
発達障がいのある人が世界をどのように見て、
どのように考えているのかを当事者の視点から解説した本です。
以下のような発達障がい特有の視点を紹介しています。
- 感覚過敏
- コミュニケーションのズレ
- 物事の捉え方の違い など
ポイント
「なぜ自分は人と違うのか?」という疑問を持つことがある人にとって、
自分の考え方や感じ方を言語化する手助けになります。
また家族や支援者に読んでもらうことで、
より良い理解を得ることができるでしょう。
仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談
どんな本?
発達障がいのある人が仕事をする際に直面しやすい課題と、
その解決策を紹介する本です。
以下などが具体的に解説されています。
- 適職の見つけ方
- 職場でのコミュニケーションのコツ
- 合理的配慮の活用方法
ポイント
「自分に合った仕事を見つけるにはどうすればいいのか?」
そう悩んでいる人にとって、非常に参考になります。
また障害者雇用枠の活用方法や、就労支援機関の利用方法など、
働きたいけれど不安がある人にとって実践的な情報が詰まっています。
発達障害サバイバルガイドー「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47〜借金玉
どんな本?
発達障がいのある人が、
日常生活をスムーズに送るための実践的なアドバイスをまとめた本です。
幅広いテーマに対して具体的な工夫が紹介されています。
- 学校生活
- 仕事
- 対人関係
- お金の管理
- 時間の使い方
ポイント
- 「忘れ物を減らすには?」
- 「感覚過敏への対処法は?」
- 「人間関係を円滑にするコツは?」
そういった日々の困りごとを解決するための
具体的な方法が書かれています。
今すぐ実践できるテクニックが多く、
特に日常生活で困りごとが多い人におすすめです。
まとめ
今回紹介した6冊は、それぞれ異なる視点から
発達障害について書かれています。
生活支援やお金の問題を知りたい
→『発達障害・精神疾患がある子とその家族が もらえるお金・減らせる支出』
発達障がいについての誤解を正したい
→『誤解だらけの発達障害』
自分の特性を才能として活かしたい
→『発達障害という才能』
発達障がいの視点を深く理解したい
→『発達障害のある人の「ものの見方・考え方」』
仕事について知りたい
→『仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談』
日常生活をスムーズにしたい
→『発達障害サバイバルガイド』
どれもASD当事者にとって、役立つ内容になっています。
自分に合った本を選んで、熟読し、より良い生活を目指していきましょう!
今回紹介した本はぜひ、こちらからご購入ください⬇️
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